ムサシ村> マジェスティ 「とほほ」なツーリング

全てにおいて『とほほ』だった マジェスティ 45時間 1800Km疑問の旅

2004年8月18日〜20日
気持ちが今とってもブルーな時期、「よし!リフレッシュだ!!」と、勇んで出かけた気ままな旅。しかし・・・ ダメなときは何をやってもダメなんだと、悟ったのであった(T_T)
●これっていったい?
 1800Km・・・これってかなりの距離である。出発が18日の朝8時、帰ってきたのが20日の明け方5時。 45時間しか経ってなくて、そのうち40時間近く走っているのである! それも雨の下みちを!!これっていったい??


●1800Kmの旅とはいうものの
 どこかへ行こう・・・そのときに真っ先に思い浮かぶのはやはり、『北海道』である。 疲れた心を癒してくれる旅といえば、そう、北海道!!

 北海道はとにかく広い。しかも流れが速いから1800Kmなんてあっという間。 そう、実は今回の旅は北海道への旅だったのだ!でもちょっと字が1コ多いような・・・


●北海道の旅って何よ
 なんと!下みちで青森まで走っていったのだ。とにかく安く行く。これをメインにした今回の旅。 青森の大間という港からフェリーで函館までの計画。これならバイクを積んでも2300円弱しか料金がかからない。 燃費のいいマジェならガス代含めても5000円ちょっとで北海道へ渡れるのだ。 当然高速道路は潔くカット。 前回のように大洗から乗っちゃうと16000円くらいかかるので今回は却下。楽なんだけどね。


道の駅で寝た
●計画そのものに無理がある
 青森までって簡単。とにかくひたすら国道4号を始点から終点まで走っていけばいいのだ。 迷うことは絶対にない!だから地図も持たないし行く前にマピオンで下見もしないよ。

 実は出発日はそのまま泊まらずに23:59の最終便のフェリーに乗り込むつもりだったのだ。
でも青森に入ったものの14時間ほど走った地点でダウン。だって福島県あたりからずっと どしゃ降りの雨なんだもの。
「台風が来るからその前に北海道へ逃げてしまえ」 そう思っての速攻出発だったのだが、その前に東北地方は前線が停滞しっぱなしだったのを 忘れてた。

 いやぁ、さすがに雨のバイクの14時間は疲れたぁ。走っても走っても、青森までの 距離を表示する標識の数字が一向に減らない。ホント泣きたくなってきて、しかもちょっと 間に合いそうもない時間になってきたので三戸の道の駅でストップ。
 ちょうど先客としてチャリダーが3,4人いたから、ここに泊まることに。 パソコンもって行ったものの、さわる気もせず。携帯でメールを打ち込んで爆睡。

 以前、クルマで24時間運転しっぱなしということがあった。それは仕事で関西に行ったとき、 冬で猛烈な雪に見舞われて東名高速が通行止めになり、途中で降ろされちゃった。あとで知ったけど 琵琶湖の辺りって豪雪地帯なんだって!
 東名でチェーンがいるとは思っても見なかったから当然なし。 一般道はド渋滞で、疲れたから路肩にそれて休憩したかったんだけど、渋滞の路面以外は雪だらけ。 渋滞+クルマの熱で道路だけが雪がない状態。それたらスタックすること間違いなしだったんで、 やむなく渋滞にハマりっぱなしで24時間!これも死ぬほどつらかった。今回のはそれに匹敵または それ以上!!


●今日も雨か
 起きたら、小雨ではあるもののやっぱり雨。とほほ。とにもかくにも9:00の便に乗るために 5時起きしたのだ。準備をゆっくりしても6時には出発できる。3時間あれば余裕で着くだろうよ。
 出発は定刻どおり6時。あとは国道4号をひた走りすればいいだけ。その先は標識を頼りに大間へ むかうのだ。


●全然ないじゃん
 ひたひたと、ひた走り青森市内に入ると、想像していた以上に大都市が現れた。市内に入るまでは 「寂しい・・・これが津軽平野か、なんにもないじゃん・・・」そう感じていたのに 少々びっくり。ところが、である。

 なーい!青森には案内標識が、なーい!都会で暮らしていると、交差点ごとにこれでもかって くらいに、青地に白の案内標識があるのに、青森にはそれがほとんどない!これじゃ、どこへ 向かうのにどこを曲がればいいのかが全然わからん!大間なんて地名も全く出てこない。

 これはまずい・・・とにかく当たりをつけて走るしかない。あ、竜飛という地名が出てる。 知ってるぞ!『津軽海峡冬景色』の歌詞にでてくる「北のはずれ」だろ。最北端だろ。
 そこだ!そこへ向かえばきっと大間が出てくる!距離にして市内から100Km近いけど なんとか間に合いそう。

 しかしさっきからマフラー近辺がガチャガチャうるさいなぁ、と思ってみてみると・・・。


写真失敗・・・ボケボケだ
●ボルトがないじゃん
 マフラーを止めてるボルト、3本あるうちの2本が外れて、ない!1本だけでかろうじて 止まってるけど、その1本ももうすぐ外れそうにゆるゆる。気がついてよかったぁ。 1本だけでもないよりましだ。締めなおしたけど音は出るなぁ。

 このボルト10cmもある長いボルトなのに、何で外れるんだ?そういえばベアリング交換のあと 妙にビビリ音が気になってた。マフラーのボルト、仮止めのまま締め忘れてたかも(-_-;


ちがう・・・
●え?は?
 竜飛岬近くに道の駅あり。その付近をメインとしているが、青森全体もつかめる案内地図を発見。 は?そして、しばし愕然。

 「ここ違うじゃん・・・」

 竜飛岬って、ちっとも「北のはずれ」じゃないじゃん!! 地理の勉強の大切さを初めて思い知った瞬間であった。

 大間ってのは、さらに北にあって、しかもここからは、ぐるーっと下を回ってからさらに、 ここよりも上にあがらなきゃなんないの!

 時間はもう9時。次の14:00発で行けばいいか・・・。とにかくもうここに来ることは ないだろうから、観光してから行くことにしよう。


巨大な扇風機でも撮るか
●寂しい・・・
 とはいえ竜飛岬には、なにもない。いや、青函連絡線の本州側のトンネル入り口と風力発電の風車が 立ち並んでる。

 風車はものすごく近くに現れるので、その大きさには圧倒されるんだけど・・・



なぜキノコが・・・
 トンネル入り口は小高い丘にポツンと静かに口を開けて・・・

 この2つのビッグなアイテム、逆に何もなさとか寂しさを、めちゃくちゃ、 かもし出しているんだなぁ、これが。


どうしてもこの辺までしか、行けない・・・
●たどり着けない
 とにかく気を取り直して、大間へ向かわねば。14:00発の便にも間に合わなくなる。 ところが、青森市内に戻ってみるとやっぱりわからない。大間方面つまり下北半島への 案内標識が全然出てこないのだ。どれほどの時間ウロウロしたのか。 またしても竜飛方面へ向かってしまうところだった。
 あとでわかったことだが、どうやらかなり下へ下がらないと大間方面へは行けないみたいなのだ。

 そうこうしているうちに、あっという間に14時になってしまった・・・。
「もう、いいや・・・このまま帰ろう・・・」

 疲れて疲れて、こんな近くまで来ているのに、そう思ってしまったのである。


●あ・・・あった・・・
 がっくり肩を落として、家路へ向かう。帰りのスタート時間は14時半だ。 「夜明けまでには着くかなぁ」 つまり徹夜で夜通し走るということ。なぜか早く帰りたかったのだ。 たぶん、この悪夢を早く終わらせたかったんだと思う。

 今日は朝5時から起きているのである。ということは24時間起きっぱなしで、 そのうち23時間は走ってるということ!これは疲れるよ!!
しかもさらに疲れることが。しばらく走って、そろそろ昨日泊まったあたりだなぁ、と 思っていると・・・「あっ」

 ・・・・・案内標識あり。『下北半島方面』

 つまり、ほぼ今日のスタート地点から間違っていたのだ。。。これにはさすがにガックシ。 今からなら今日の最終便に間に合うけど、すでに放心状態。行こうとは全く思わなかった。

 それから、長い長〜い道のりを15時間かけて帰ってきたんだとさ。おしまい。








この旅って、

いったい何しに行ったんだ・・・?

(完)
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