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ピストンリング交換!

2008/3/7

 うちのマジェも10万キロ突破ということで、疲れきったエンジンにも手を入れてあげなくては ならない時期になりました。そもそもエンジンオイルが結構消費するわ、すぐに真っ黒になるわで 、オイル上がりか下がりか、はたまた両方かといった症状。
 これはとりあえずピストンリング交換でしょう、ということでやってみました。
骨だけに
●作業がしやすいように
 プラスチックのカウル類はすべて外しました。メットインもエアクリも全部。外すだけなら、あっという間。 あとはガソリンタンクも。見事に骨だけになってこれが本当のネイキッド。エンジン丸見えで気持ちいい!




冷却水とキャブレター
 この時点で冷却水も排出。キャブレターもごっそり外します。


すっきり
●いよいよとっかかります
 シリンダーとヘッドが「デン」と鎮座しています。いよいよコイツをばらします。 自分は4サイクルエンジンをばらしたことがありません。 シリンダーとピストンを取り出すだけとはいえドキドキしますねぇ。


スタート
●カムスプロケットを取り外す
 カムスプロケットカバーを外して、タイミングチェーンをスプロケットから外し、カムスプロケットを取り出します。 実際はその前にタイミングチェーンテンショナーを外して、チェーンの張りをゆるゆるにしておきます。





バルブに猛烈にカーボンが・・・気にしない
 そしてヘッドを留めているナットを緩めておもむろにヘッドユニットを取り外します。今回はヘッドユニットは触らないので そっと置いておきます。バルブにカーボンが付いていますが、ガチガチで取れません。。。そのままにしておきます。


ピストン出現
●ピストンを取り出します
 サークリップを外し、ピストンピンを外し、いよいよピストンを取り出します! サークリップは案の定どっか飛んで行っちゃいました。クランクケースに入らないように軍手を突っ込んでおいてよかった!






これが10万キロのピストンだー
 ピストンはカーボンがごっそりと付いております!これはマイナスドライバーでこそぎ落としました。


今回買ったもの
●いよいよ交換
 左からシリンダーヘッドガスケット、真ん中がシリンダーガスケット、 右上がピストンリングセット、右下がピストンピンサークリップ。4600円ほどでした。 いつものようにNAPSで注文、翌日には手元に。
 交換はとくになんにも問題もなく、簡単。




オイルでギトギトに
 組み込むにあたりオイルまみれにしておきます。


ガスケットはがしが・・・
●関係ないところで苦労
 まぁ、いろんな人のHPでも書いてありますが、やはり古いガスケットはがしが、一番の苦労でした。 最初はマイナスドライバーでガシガシやっていましたが、ラチがあかないというか、金属面も傷がついてしまったので、 普通の塗装用の剥離剤があまってたので塗ってみたら、結構やわらかくなってはがしやすくなりました。 でももうイヤだなぁ。。。つまらない作業だし。





大変苦労してはがしました
 結局、金属面にもキズが入ってしまったので、水漏れ防止に液体ガスケットも併用でバッチリ。


ピストン
●取り付け
 サークリップの取り付けで少し苦戦。細めのラジオペンチでなんとかはめました。









シリンダー
 シリンダーにピストンが入らなくて苦労するかな?と思っていたものの、べつに苦労もなく簡単に入りました。


ローター側、圧縮上死点
●いよいよラスト
 シリンダーヘッドを元通り取り付け、カムスプロケットにカムチェーンをかけます。カムスプロケット、ローター共に 合いマークをきっちり合わせたところで、チェーンをかけます。





めったに使わないトルクレンチ
 今回は締め付けトルク管理が重要な箇所だったのでトルクレンチを使いました。


やりやすい
●せっかく骨だけなので
 これだけスカスカだと、なんでもやりやすいので、ついでにステアリングカックン対策、各種まし締め、グリスアップ等しておきました。




Fサスオイル交換も
 フォークオイルが余ってたので、ついでにフォークオイルも交換です。 なぜか油量142ccで油面8cmになったためしがありません。油面を優先して合わせていますが。。。


ガレージにはノートPCが
●おまけ
 客先から引き取ってきたノートPCを使って、音楽を鳴らしたり、サービスアニュアルを見たり、部品の値段やわからないことを ネットで調べたりしています。いつもはいいかげんですが、さすがに今回はサービスマニュアルを見ながらの作業でした。




便利だなぁ
 PDF版のサービスマニュアル。英語だけどこれくらいなら大丈夫。


近所1周インプレッション

トルクが少し太りました!
実は古いリングを外したとき、3番目のヤツが完全にピストンとツライチになっていました。
このせいで、クランクケースへの吹き抜けがあったのかな。どうりでオイルの汚れも消費も激しいわけです。
これで多少は良くなるのかなぁ?しばらく様子見ですね。
次回はカーボンと一体化したバルブの交換をしたいですね。でもヘッドをばらすのはもう少し 勉強してからじゃないと。。。
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